年が明けたと思ったらあっという間に2月が過ぎ去り、もう3月です。毎年思いますが、一年は本当に早い。今年も残り10か月です。
去年は、仕事から私生活まで心揺さぶられる事も多く疲弊した毎日を過ごしていました。なので、今年は自分の好きな事をじっくりとやる年にしようと思っていました、が今年もどうやら穏やかではなさそうです。
事の始まりは、上司から出勤時間より早めに来れないかというLINEでした。出勤準備はほぼ済んでいたので、時間まで優雅に過ごしていたところだったので慌てて家を出ます。急いでいる時に限って信号に捕まりますよね。全ての信号に捕まったのではないのかというくらい停まりました。
どうにかこうにか時間ギリギリに到着し、顔を出すや否や応接室に行くように言われます。
「よ、四階?」
「二階!」
場所すら分からない程馴染みがない。予想外の展開にまず「何かやらかしたか!?」と背筋が凍る感じがしました。とりあえず、言われるがままに小走りで応接室に向かいます。
途中すれ違った同僚にトイレに急いでいると勘違いされる羽詰まった様子だったらしいです。
息を切らして応接室に着くとトップ2のお偉いさん方が・・・ヒィッ・・・!!
混乱と緊張で土足禁止の部屋に堂々と靴で乗り上げます。
苦笑いでやんわりと促され、靴を脱いで豪勢なソファに腰掛けます。なんじゃこの空間。
「いや、仕事前にすみませんね」
「いえ・・・」
「今回お呼びしたのはですね。犬庭さんに主任になって頂きたいと思いまして、そのお願いだったんですよね」
「ん?」
しゅにん、syuninn、主任?
あまりの衝撃に脳の処理が追いつきません。誰が?何に?私が?
現在の職場に入職して6年。この職種では9年目と同年代と比べても経験が少なく、正直役職とは縁の無い人生を送るんだろうなぁ、と呑気に考えていました。
そして、今は亡き母親の言葉が頭に響きます。
「管理職なんてなるもんじゃない」
とりあえず、自分が管理職になる事は全く想定していなかった事、自身がない事を正直に伝え、返事は後日という事になりました。
その日は、気持ちがふわふわしていて仕事に集中できませんでした。ミスしなくて良かったです。結局その後、上司ともう一人打診された同僚と話し合いを行い「お話しお受けいたします」と返事をしました。
春から、主任としてどうなっていくのか非常に不安ですが、こればかりはどうしようもないですね。胃を痛めながら学んで行くしかない。
私は何かを始める時、とにかく本を買い漁るという癖があります。今回も必要そうな本を大量に買い、机に積み重なっております。まずは。これを読破する事が初めのミッションとなりそうです。
因みに、昨年末にゲッターズ池田さんの占いの本を買ってみたのですが、来年の運勢の中に「仕事で重要な役割を任される」と書いてありました。
読んだ当初は「はい、嘘~。仕事はこのまま落ち着いております」と全く信じていなかったのですが、この打診が来た時に真っ先にこの内容を思い出し恐るべし・・・と思いました。
そんなに占いに左右される性格では無いのですが、困った時は少し頼ってみようかな。
どうやら今年も穏やかではなさそうですが、ほどほどにどうにか頑張っていきたいと思います。